宵待逍遙

移ろう日々を綴っていきます。

心に鍵をかけるという事。

いらっしゃいませ、ようこそ。

2記事目は違う内容を書き進めていました。
ですが、少し思うところがありまして、急遽この記事に差し替えました。

私はHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という気質の持ち主です。
勘違いされては困るので先に申し上げますが、これは病気ではありません。
共感覚ともいわれるその感覚は、他者の感情や物事に過敏になり、生きづらさを感じる…私の場合は日常生活に支障をきたすレベルです。

テレビや新聞のニュース、ドラマ、そしてゲームやマンガからですら、時にそこから感情を受け取ってしまい、寝込む事もありました。
特に、他者の悪意や怒り等の負の感情に当てられると、恐怖心で身震いがする…端から見たら不安定な人と取られても仕方ない。
そのうちに、感情そのものを嫌悪する様になってしまい、私は心に鍵をかける事で自分を守る方法をとりました。
何も感じなければ生き易くなる、と。

後に、その心の鍵で苦しむことも知らずに。

今現在、その蓋が外れかけ、毎日感情処理に物凄くエネルギーを使います。
誰かの感情は過敏にキャッチしても、自らの感情の放出の仕方がわからない、ただもやもやしたものを抱え、それが何なのかを問う日々。

それでも、私は誰かの感情に触れに行きます。
そうする事で、疎かにした自らの感情にも向き合える様になるのでは…と思っています。


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HSPの事、少しでも知っていただきたくて書きました。
少し重い内容になりましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。